ANAやJAL SFJ と国際線があまり飛ばせない今チャーターフライトとして出発空港も到着空港も同じチャーターフライトを定期的に開催していますね！
しかしそのようなフライトは成田空港や羽田空港、中部国際空港セントレアなど関東周辺出発でしか行われていません。
例えばANAのフライングホヌチャーターフライトは成田空港以外ではANAの380の整備士の方がいなかったり(いる可能性はあるがかなり低い)と制約がたくさんつきまとっている為羽田空港などでの開催ができていません。
それなら他の機体で開催してみるのはどうでしょうか？JALは一番稼働率の低いB767-300ERで頻繁に行っていますがANAで稼働率が低いのは退役が進んでいるB777-300ER型機ではないでしょうか？
(Aviation Wireより)
地方(九州)に住んでいる筆者はフライングホヌチャーターフライトなどに応募しても朝一で東京に向かい夜に帰ってくる日帰り旅行はほぼ不可能で必ず1泊はしないといけないので凄い金額がかかってしまします。
そのため地方の人はやはり応募しても行きにくいのではないでしょうか？
そのため今回はこのB777-300ER(以下77W)や787-9で福岡空港で開催してみるプランを考えてみました！
(Aviation Wireより)
福岡空港開催のメリットは九州圏内からは電車で2時間以内くらいでほとんどが着きますし関西方面からも新幹線で3時間以内で着くこと、また九州の玄関でもある福岡空港ですから大型機の整備士さんもスポットもたくさんあります。
以上の事から福岡空港開催を推します！
1 成田空港開催にならって集合は11時とします。
2 ボーディング、離陸は13時頃
3 航路は当日の天候を見て南下する航路と北上する航路を用意します。
・南下する航路
福岡空港離陸後台湾上空まで南下し沖縄を通って福岡空港に帰ってきます。これで大体飛行時間は3時間から4時間です。こちらの航路だと実際の国際線のようになります。
・北上する航路
福岡空港離陸後新千歳空港方面に向かい福岡空港に帰ってきます。こちらの航路だと富士山を見る事ができます。
4 機内食の搭載
ANAは現在福岡空港発着の国際線をコードシェア便を除いて飛ばしていません。その為機内食を福岡空港で作るというのは国内線のプレミアムクラスを除いてしていません。
機内食の搭載の候補は3つあります。
・国際線中韓線のように当日羽田空港or成田空港で作ったものを搭載させたまま福岡空港に機体を向かわせてフライトをする。
ファーストクラス
ビジネスクラス
プレミアムエコノミー、エコノミークラス
フライングホヌチャーターフライトより
・国内線プレミアムクラスの機内食を搭載する
(地方空港発一例)
・当日だけシンガポール航空などの機内食の調理を担当している会社から調達する。
個人的にはANAの機内食はとても美味しいので羽田空港or成田空港から回送飛行するのが一番だと思いますがこの場合間合い運行という形を取れないのがネックではあります。
5 機内サービス
シートは77Wならば新仕様The room搭載機、スタッカートシート搭載機、789ならば同様にスタッカート搭載機があります。
ファーストクラス
(↑ANA HPより)THE Suiteと呼ばれるANAの新プロダクトでA380に搭載されてるものと同型です。
ANA FIRST SQUAREと呼ばれる従来型ですが個室感があってこれは機内ではなく部屋ですね笑
ビジネスクラス
The Roomという日本で初めてビジネスクラスに個室型シートを搭載した機材で個室ということで感染症対策としてもいい効果が期待できそうです。
77Wなら上のシートです。日本で先駆けてフルフラットビジネスクラスシートを搭載したANAの何年経ってもデザインに劣りを全く感じない素晴らしいシートです。
789は77Wのシートを少し所々改良したシートです。
欧米ではブリュッセルやデュッセルドルフに投入されている機体です。
プレミアムエコノミークラス
A380搭載のものとは異なりますが欧米線、東南アジア線、オセアニア線に搭載されているプレミアムエコノミークラスでエコノミーとビジネスクラスの中間クラスですが少し前のビジネスクラスと大差はないシートです。
エコノミークラス
新仕様77Wに搭載されているシートは超薄型シートを搭載することで足元を業界最大級に広げることに成功した座り心地を追求したシートです。
789や788などでも同様のシートを搭載
6 価格帯
成田空港や羽田空港から機体を持ってきて開催するという事を考えると+5000円くらいの値段の上昇はあり得ると考えます。
・総評
筆者のような素人が考えた福岡空港で開催するチャーターフライトですが是非開催してほしいと強く思います。地方に住んでいる飛行機好きの方々や旅行に行きたくても行けない雰囲気が都市部より強い地方の人達が少しでも空を近くに感じれるようなツアーが開催されるととても感動すると思います。現在大変な苦境を強いられている航空業界ですが日本全国で航空業界を盛り上げていけるような事が出来たら最高だと思います！！
(写真の出典はANA HP travel watch Holidayから)
